おいしい塩麹のための"おいしい塩"比べ
毎回ご予約でほぼ満席開催の「3種類の醗酵調味料作りワークショップ」
こちらは、ご家庭で手作りするのに人気の3種の醗酵調味料の作り方を
体験して頂けるワークショップです。
このワークショップの3種の醗酵調味料とは「塩麹・醤油麹・甘酒」です。
塩麹、醤油麹はその場で手作り体験を、
甘酒は作り方レクチャーと試飲をしていただき、
そして「醗酵について」の基礎を座学で学んでいただけます。
これから醗酵食品作りに触れていきたい方にぴったりな内容です。
ワークショップで使用している塩麹も醤油麹も、醗酵の時間オリジナルレシピで自慢の逸品です。
塩麹は、原材料が塩と米麹のみ。
醤油麹は、原材料が醤油と米麹のみ。
二つの原材料で最高に美味しい調味料を作るということは、
麹のもつ醗酵のチカラを借りたとしても、
"素材本来の味"と、"原材料同士の相性"がとても重要です。
理想の醗酵調味料の完成に向けて、定期的に全国各地の美味しい素材をお取り寄せして
試食・試作を繰り返しています。
今回は塩麹用の「塩」のテイスティングとして、五種類のお塩とそのお塩で作った塩麹をテイスティングしました。
そのうち、1つは今まで使っていたお塩ですが、
今回は、より良いお塩2種類との出会いがありました。
「このお塩、素晴らしく美味しい!」
「しょっぱくない!!」
とスタッフ皆が特に感動したのは、
九州のとある地方で作られた完全手作業かつ、天日干しの天然塩です。
九州の暖かな気候の豊かな美しい海から吸い上げた塩水を、完全天日干しで加熱せず、
手間暇かけて丁寧に作られた天然塩。
美しい海から頂いた海水を太陽と風の恵みでじっくりと完全天日干しで結晶化させたので、
海のミネラルがそのまま含まれています。
香りと味を例えるならば…
甘酒のような優しい香り。
そして、塩気よりも甘みとうまみを感じます。
生産量が少ないことからお値段も高く、入手もなかなか困難…。
「塩界の高嶺の花」というイメージです。
そのおいしい天然塩を使った塩麴は、甘みとうまみのバランス、柔らかさ、米麹との相性。
満場一致でどれをとっても最高得点の塩麹となりました。
生産量がとても少なく貴重なお塩なので、WEB上では商品名はご紹介できないのですが
ワークショップで出している塩麹はこちらのお塩を使用しています。
ワークショップに来ていただいた方にはこっそりお伝えしますね。
このお塩の繊細さ美味しさの感動を、皆さんに味わっていただきたいです。
2月には、醤油の世界を知るセミナーを予定しております。
「生揚げ醬油を作れる」こちらも人気のセミナーです。
コロナウイルスの感染流行状況をみながらではありますが、少人数制で感染対策もしっかりして開催いたします。
ぜひご参加くださいね。